染のまち落合で染色体験してきた話
新宿区の落合にある「二葉苑」で染色体験してきました。
昭和30年代は300軒余りの染色業が集まっていた地域だそうです。
現在も染工房が点在しているうちの一つ妙正寺川沿いにある「二葉苑」で染色体験してきました。
型染を使って7色で染めていく技法
ランチョンマットに14枚の型染を使って7色で染めていく技法です。体験料は2900円ですが「じゃらん」の限定ポイント使って1000円で体験できました。だから行ったんですけどね。
西武新宿線「中井」駅から徒歩5分ぐらいかな。
昔はここの川で染めた布を洗っていたらしい。
まずは工房内を見学しましょう
今日は体験者4人。
引き場
図柄に手作業でハケや筆を使って色をつけていく場所。ここで着物のデザインを最終的に華やかな図柄に仕上げていくそうです。
染めた布を蒸したり、蒸し終えた布を洗ったりするところ。木の蒸し器でだいたい100℃で蒸すらしい。昔は目の前の川で洗っていた。
型紙を使って染色をするところ。長い一枚板の上で作業します。7mあるらしい
ここで体験やるよー
型紙。これが14枚ある。
布と型紙を合わせる印が型紙にあるので、これをサインペンで塗。上部を画鋲でとめる。
使う刷毛
刷毛に色染み込ませるのは先生がしてくれる。
早速やっていきましょー
上部に画鋲をさしたわけはめくって色を確認するため。
型紙を変えながら色を重ねていく。
型紙のサイズは決まっている。同じ作業を何十枚と繰り返すので手間がかかるんだな。
途中結果
最終結果
約2時間。ずっと腰をかがめて刷り刷りするので腰痛が出ます。職人たちは余裕でヘルニア持ってるらしいっす。
これって個性が出るらしい。ちなみに私のは一番下ね。
色を定着させるために蒸します
今回はここで、この筒に布を入れて、20分蒸す。
そのあいだ店舗兼ギャラリーで待たせてもらい、出来上がりを持ち帰ってきました。
良き体験が出来ました!